2015年3月27日(金)

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契約から料金の支払いまでを疑似体験
あなたとわたしの「How to 新電力」

文=小山田裕哉 イラスト=加藤のりこ

電力会社を自由に選ぶ時代がもうすぐやってくる!
しかし、電力会社の切り替えには何かと面倒な作業が必要なのでは?
申し込みには何が必要なの? 工事は?
そして、切り替えるとどんなメリットがあるの?
田中さん一家をモデルに、新電力への切り替え方法について説明します。

個人向け電力の小売りが完全自由化された2016年4月。都内に妻と子供2人の4人家族で暮らす田中さんには、これまで電力会社を選ぶなんて発想はありませんでした。しかし、「新電力に契約を切り替えれば、電気代がお得になる可能性がある」というニュースを聞き、さっそく自分たちで申し込んでみることに。

妻:手続きが面倒かもと思っていたけど、申し込みは新電力のホームページから簡単にできるみたいね。

夫:ここから家庭のライフスタイルに合った電力プランを選ぶこともできるのか。うちは夫婦共働きで、昼間は子供たちも学校に行っている。だから夜間の電気料金が安くなるプランがいいんじゃないかな。

妻:それいいわね。このプランで申し込んでみましょう。

申し込みに必要な情報は、名前、住所、連絡先、供給地点特定番号(※1)、そして銀行の口座振替・クレジットカードなど電気料金のお支払い方法です。

(※1)電力の供給先を特定する「供給地点特定番号」は、今後、現在ご契約されている電力会社から通知される予定です。

夫:よし!これで申し込みは終わりだな。

妻:こんなにあっさりできるのね。

そして、申し込みが完了した数日後……。

娘:ママー、電気の会社から電話だよ。

妻:あ、はいはい。もしもし?

電力会社を変更する際には、まず電力会社よりスマートメーターの設置作業日を調整する電話がきます。このとき電話をするのは、新たに申し込んだ電力会社ではなく、その地域の電線など設備を管理している既存の電力会社(都内に住む田中さんの場合は東京電力)からになります。

妻:スマートメーターの設置では、私か夫が立ち会ったほうがいいのかしら?

作業員:いえいえ、立ち会いは不要です。作業自体は15分程度で終わりますし、メーターが外にあれば、屋内には基本入りません。(※2)

(※2)東京電力管内と九州電力管内を除く各地域ではメーター交換の際に停電するため、家電がきちんと動作するかの確認のために立ち会いをお勧めします。また、電力会社の切り替えに伴いメーター交換が必要となるのは初回のみとなります。

妻:でも、電力会社の切り替えなんて初めてのことだから、どんな作業をするか気になるわ。

作業員:それでしたら、ご在宅時の作業ではいかがでしょう?

妻:そうね。夫もいることだし、日曜日の12時にお願いできるかしら?

作業員:わかりました。では、ご指定の時間にうかがわせていただきます。

日曜日、作業員が自宅にやってきました。

夫:たったこれだけの作業で、電力会社が切り替わるのか。

息子:このスマートメーターって、見た目は前と変わらないけど何がすごいの?

作業員:このデジタル式のメーターで、パソコンやスマートフォンから30分ごとの電気使用量を詳細に把握できるようになります。そうすれば、使用電力の大きい時間帯を把握したり、反対にあまり使っていない時間帯や曜日がわかったりします。電気の使い方が可視化されるから、各家庭に合った料金プランを選べるようになるんです。

妻:じゃあ実際に使ってみてからでも、より最適なプランを選び直すことができるのね。

作業員:ええ。まずは次回の検針日で現在の電力会社での電気使用量が確定します。それ以降に、新電力の電気やサービスが利用できるようになります。(※3)

(※3)切り替えにお客様の作業は不要です。また、検針日のタイミングによっては次々回検針日から電力会社が変更される可能性があります。

ついに、田中さんの家庭が新しい電力会社に切り替わりました。電気の使用量が“見える化”され、より詳細に電気使用の状況を把握できるようになったようです。

夫:これがうちの電気使用パターンか。

妻:やっぱり、昼間はほとんど電気を使っていなかったわね。

夫:うんうん。夜間の電気料金が安くなるプランに変更したら以前よりかなり電気代が抑えられたし、使用料金をこうしてWeb上で手軽に確認できるところも良いね。

妻:使い続けていると、昨年の同じ月との料金比較もできるみたいね。何が原因で電気料金が上がっているのか、家庭の使用状況を見直すことにも役立ちそう。

夫:そうだね。子供たちの成長とともに生活のスタイルも変わるだろうし、そのつど最適な料金プランを選べるのは嬉しいね。

妻:そうね! 1カ月あたりの節約額は少しでも、電気はずっと使い続けるものだから、長い目で見ればかなりの節約になりそうだもの。

田中さんが電力会社の切り替えに要した作業は、申し込みとメーター設置の立ち会い程度。新電力への切り替えは、それだけの負担で、いろいろなメリットが期待できるのです。もし今後、電力会社の変更を検討するなら、新しい電気料金プランを選定する際の参考になるよう、いまのうちから毎月の検針票を捨てずに残しておきましょう!

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